長尺インパルスシーラーAIS−2000C型取扱説明書
A:一般的な注意事項
・本機械は、エアーの駆動により動作する機械です。従って本機械にエアー源を投入す場
合は、電源の入り切りに関係なく初期動作をしますので、充分に安全を確かめてからエアー源の接続をお願いします。
・本機械は、単相AC200V〜220Vを入力電源として、制御信号にDC24V、シール電圧
にAC50〜85Vを用いております。
電機配線及び機械の仕様に当たっては、アースの配線を行いください。
・調整やその他の事由により、本機の内部やシールバーの内側に触れる場合は必ず電源を
切りエアー配管をはずしてから作業下さい。
・本機を移動する場合は、転倒の恐れが有りますので、2人以上の作業者により前後を支
えて移動するようにお願い致します。
・作業場所が決まりましたら4本のアジャストボルトで機械の水平を確認し、必要に応じ
て、アンカーボルト固定等の処置を施して下さい。
・本取扱説明書に記載された操作手順、調整、変更等は絶対に行わないで下さい。
・仕様変更や改造など納入時と異なる条件にて使用される場合は、安全上の確認事項を弊
社宛ご連絡お願いします。その他ご不明な点についても遠慮無くご連絡下さい。
B:動作原理に伴う注意事項(注意と警告)
本機械は、通常の足踏み式シーラーと異なり、エアーシリンダー、が、指令動作を受けて単独保持され、動作機構には切断用の鋭利なカッターナイフも有りますので確実に操作手順を守ってください。
1:本機械のシールバーは、4本のエアーシリンダーにより強力に圧着します。シールバーの圧着圧力は、1本当り60kg、4本の合計で240kg近い圧がかかります。
誤って手や指などを挟み込むと骨折、火傷、切断などの重大事故に繋がる可能性が有ります。各種の安全対策を講じていますが、くれぐれもお気をつけ下さい。
この機構は、従来の足踏式シーラーと根本的に異なる内容です。
2:カッター刃は、カッタースイッチのON状態の時、シール中に左右にスライドして包材を切断します。通常運転条件下では、シールバーが下降して指などが入れられない条件下でしか動かない様に設計されていますが、カッター動作確認テストや、原点復帰条件下では、単独スライドしますので、カッター通路には絶対に手や指などを差し入れないようにして下さい。(原点復帰条件下でもシールバーを下降させる方法も有りますので、納品担当者に申し付け下さい。)
3:シール電極及びシール用ヒーター線には、瞬間的に30A近い電流が流れます。ヒーターの通電は、シールバーが下限位置に無い限り行われない構造にはなっていますが、ヒーター線、電極、リードケーブルの取扱には細心の注意を払ってご使用下さい。
ヒーター線、テフロン、サーコンシートなどの消耗部品は、定期的な点検と交換を心掛けて下さい。
4:2人以上で作業を行う場合は、お互いの作業確認を行う事はもとより作業前に本機の両側面に取り付けられた非常停止装置の位置確認、動作確認を行ってから作業に入って下さい。
C:作業前の点検
1:本機械の動作範囲内及びシールバーの近辺に、異物や不要な物が無い事を確認ください。
2:電源は、本機械の電源受取端子台「RO/S0/E」にAC200V単相30A以上の容量を許容できるケーブルで確実に配線して下さい。
弊社で予め電源コードを取付けて納品する場合は、VCTφ3.5 3芯を接続させています。R0:黒、SO:白、E:赤 で、配線下さい。
3:エアー源は、本機械のエアーフィルターレギュレターにホース口径10φ以上で接続下さい。供給エアーは、0.5Mpa以上の安定した計装エアーをお願いします。(コンプレッサー2HP以上相当)
エアーフィルターからは、必要に応じて水抜き操作を行ってください。
4:エアー供給が行われると4本のシールバー用シリンダーは、上限に動きますので充分注意して接続下さい。
カッター用ロッドレスシリンダーは、エアーの供給のみでは動きませんが、初回のカッター動作のみ通常より速い速度で動きますのでご留意下さい。
5:電源とエアー源の接続を行った後に、操作ボックスのセレクトスイッチが停止位置にあること、作業用のフットペタルのOFF状態を確認して、機械の右側背面にある制御箱の中にあるメインブレーカー「NFB」をONにします。
6:制御箱表面に取付けられた電源表示灯「PL-M」白色が点灯します。
7:エアーレギュレータ圧力の圧力ゲージの表示圧力「通常0.5Mpa」及び圧力センサーのモニターランプが消灯している事を確認下さい。
圧力ゲージ内の赤色のモニターランプが設定時間以上点灯するとエアー低下警報が出力され全ての機械動作は停止します。
圧力ゲージの管理範囲を示す緑色のマーカーは、通常0.4Mpa〜0.6Mpaの範囲にセットします。
緑色の針が示す管理最低圧力は、機械の動作に支障の無い最低値にセットします。(通常0.3Mpa)
最低圧力の設定は、圧力ゲージの表面の透明蓋を開けると細いマイナスドライバー調整で出来ます。(入力ホースの口径などにより度々圧力低下警報が出る場合は、後述のエアー圧力の設定項目に従って調整下さい。)
黒色の針は、現在の設定圧力を表示します。
圧力管理範囲を示す緑色のマーカー内に無い場合は、レギュレター上部に取付けられた調整ノブにより調整します。(圧力は、右に回すと大きくなります)
8:以上の条件を確認した後に、操作ボックス面の各スイッチ類を操作して作業に入りますが、必要に応じてシールバーの動作テスト及びロッドレスシリンダーの動作テストを行います。毎日正常に使用されている場合は、特に不要ですが、長期間使用しなかったり設置場所を移動した場合などは、動作条件が変わっている場合が有りますので必ず行ってください。(動作テストの方法は後述「動作テストの方法」の項を参照ください。
D:作業開始の手順(最初は、カッタースイッチは、「切」で作業します。)
1:操作ボックスのセレクトスイッチ「COS」を「運転」側にします。
運転表示ランプ「PL-0(Y04)」赤色、が点灯します。
2:フットペタル「FP」を押します。フットペタルは、シールバーが完全に下降しシールバーの両サイドのシリンダーに取付けられた下限検出近接スイッチ「X12A」及び「X12」がONにならない間にフットペタルを離すとシールバーは、上昇して自己保持出来ない構造になっています。
下限検出は、異物を挟んだりエアー圧力が落ちた場合にも検出しません。
3:シールバーが正常に下降し、下限を検出すると「加熱」表示のパイロットランプ「PL-1(Y03A)」赤色が点灯し同時に「加熱時間」表示の加熱タイマー「TM-1」がONになりヒーター線への通電を開始します。
4:「加熱時間」表示の加熱タイマー「TM-1」がONになった後は、フットペタルを離してもシールバーは、自己保持されます。
5:加熱タイマーの設定時間になるとヒーターの通電を終了し、加熱ランプは消灯し、冷却表示ランプ「PL-2(Y07A)」青色が点灯し同時に「冷却時間」表示の冷却タイマー「TM-2」がONになりヒーター線の冷却を開始します。
6:冷却タイマーがUPすると、冷却ランプの消灯に合わせて、加熱タイマーのOUTモニター及び冷却タイマーのOUTモニターも消灯します。
7:シールバーは、短いブザー音と共に上昇しシールバー上限「X15A」及び「X15」を検出して待機状態となり一行程を終了します。
8:次に「カッタースイッチ」をONにして同じ操作を行うと加熱、冷却中にカッター刃が移動します。移動方向は、最後に停止させた右側原点もしくは左側停止位置からスターとします。詳細の説明は、F:カッター刃の原点復帰及び故障の発見と対策の項を参照下さい。
E:作業開始の手順通りに作業出来ない場合の処置
1:フットペタルを押してもシールバーが下降せず、踏込み1秒後にブザーの連続音がフットペタルを踏込んでいる間に鳴る場合は、カッター刃が右側原点停止位置もしくは左側停止位置に無い場合です。「F:カッター刃の原点復帰」の項に従って原点復帰させて下さい。
2:シールバーが下降せずに警報ブザーも鳴らない場合は、セレクトスイッチが「停止」もしくは、「テスト」の位置にある場合です。お確かめ下さい。
3:フットペタルを押してシールバーが下降したにもかかわらず、踏込み1秒後にブザーの連続音がフットペタルを踏込んでいる間に鳴る場合は、シールバーの下限検出が行われていない場合です。異物の挟み込みやエアー圧の低下が考えられます。お確かめ下さい。
4:設定条件が、全て正常であるにもかかわらず警報が出る場合は、下限検出の位置がずれた場合が考えられます。後述の「故障の発見と対策」に従って処置して下さい。
F:カッター刃の原点復帰
1:カッター刃は、ロッドレスシリンダーの動きにより左右に移動して袋のシール上部を切断します。
2:通常の動作においては、右側停止原点もしくは左側停止位置にて待機しますが、機械の移動を行った場合や元エアーが切られた場合に、ロッドレスシリンダー内の残存エアーの動きにより停止位置が動く場合が有ります。
3:動作中に「エアー圧力低下警報」などの反応や「停止」、「非常停止」「カッタースイッチ」のOFF操作などを行った場合には、移動途中など正規の停止位置で無い場所で停止する場合が有ります。
4:何れの場合でも安全対策上カッター刃は、その場で停止し動かない設定になっています。その為このカッター刃を原点に復帰させなければ作業を行う事は出来ません。
5:原点復帰させる為には、セレクトスイッチを動作テストを行う為の「テスト」(X03)位置にする事から始めます。
6:セレクトスイッチが「テスト」位置ある場合は、運転表示ランプは、点滅動作をします。「テスト」位置にある場合は、フットスイッチ「FP」は、動作しません。
7:「カッター」スイッチ(X04)をONにして、テスト釦(T-PB)を押すと警報ブザーのブザーの点滅音と共にカッター刃が、右側原点方向に移動して行きます。
この動作を、「カッター刃の原点復帰」と言います。
8:カッター刃は、右側原点に無い場合は、どの位置にあっても、「右側原点」に進行し、原点位置で停止します。
カッター刃の移動中に「テスト釦」を離せば、刃の移動は停止します。
この右側に向かってカッター刃が移動する事を、この説明書では「右行」と表現して説明します。(逆に左側に移動する場合は、この説明書では「左行」と表現して説明します。)
カッター刃が、「右側原点」位置にある場合は、動きません。
9:納品時は、カッターの動きや、刃の出具合などを確認する為に、シールバーは、上限待機のまま移動しますので、移動中のカッター刃の通り道には絶対に手や指を置かないで下さい。(重大事故に繋がります。)
通常の作業で、カッター刃の動作テストのみを行う場合は、機会背面の「制御箱」内にある、端子台の「X05」と「N24」端子を付属の「短絡線」を用いて短絡すれば、カッター刃の移動中は、常にシールバーが下降して指などを挟み込めない条件にする事が出来ます。
カッター刃の原点復帰が行えれば、セレクトスイッチを「運転」側にして作業を行うことが出来ます。
G:テスト釦の役割について
1:テスト釦は、セレクトスイッチが、テスト側に有る時のみ動作する押し釦スイッチで
@ カッターの動作テスト、Aシールバーの動作テスト、Bカッター刃の原点復帰の3要素を処理します。
2:「カッター」スイッチが、OFFの場合は、シールバーの動作テストとして働きます。シールバー動作テスト時のカッター刃の位置関係に関連無く単独動作します。
H:各部の部品名称とその役割(操作ボックス面の部品)
操作ボックス表面には、下図の内容になっています。
・機 械 仕 様 及 び 取 扱 注 意 事 項
@品 名 :足踏み式ヒ−トシ−ラ−(エア−駆動タイプ)
A形 式 :SGA−600AR
Bシ−ルバ−寸法 :15Wx600Lmm(有効シ−ル幅10mm)
C作業テ−ブル寸法:320Wx600Lmm(有効長520mm)
D電気部制御方式
5−1:シ−ル時間タイマ(外付け)−−オムロン#H3CR
5−2:タイムUPでシ−ル完了ランプ点灯、同時にブザ−ON
5−3:シ−ル完了と同時にシ−ルバ−は開口
5−4:シ−ルバ−は220°〜300°で上下面出し
5−5:ヒ−タ−定格AC110V400Wを4本使用
上側、下側で1対とし820W/1640Wの2段切替
5−6:シ−ケンス処理プログラム式 三菱 #FX0-14MR
5−7:ヒ−タコントロ−ルオムロン #E5CS-Q1KJ PIDモ-ド
ヒ−タ負荷側制御SSR #G3NA220B
異常温度管理警報、センサ−断線警報付
5−8:ヒ−タは上側外面を上部センサ−で
下側外面を下部センサ−でそれぞれ単独制御
5−9:ヒ−タの断線警報装置は付属しておりません。
E電 源 AC200〜220V単相60Hz MAX2KW/H
接続はビニルキャプタイヤ2 4芯、ケ−ブル長5M
耐酸プラグ250V20A 光明
Fエア−駆動方式
7−1:シ−ルバ−圧縮
2本のエア−シリンダ−による
フットペタルの電気信号によりソレノイドバルブを動作させ
エア−レギュレタ−にて設定されたシ−ル圧力で圧縮しタイ
マで設定された時間だけ袋口をシ−ルする。
7−2:シ−ル圧縮条件
フットペタルはシ−ルバ−が袋口を圧着しクランプ確認ランプ
#PL-G が点灯するまでフットペタルを押しておくことを条件とし、
そのまま押し続けてもシ−ル時間タイマがUPするとシ−ル確認
ランプが消灯、ブザ−が鳴ってシ−ルバ−は上昇待機する。フッ
トペタルを離すとブザ−も停止する。
但し確認ランプが点灯する前にフットペタルを離すとシ−ルバ−
は原点復帰します。
7−3:作業テ−ブルに関する事項
本機械には作業テ−ブルは付属しておりません。作業テ−ブルを
本機のスタンドに取付る場合は作業テ−ブルの自重を含め40Kg
以内の加重として下さい。
7−4:動作速度、エア−圧力調整
シ−ルバ−の動作速度の調整はそれぞれのエア−シリンダ−に取
り付けられたスピコンにて行う。
シ−ルバ−のシ−ル圧力はメインのエアレギュレタの調整による。
Gエア−源 :5Kgf/ 以上の安定した計装エア−を供給下さい。
メインのエアフィルタ−レギュレタ−には日東ハイカプラ200シリ-ズ
20PMプラグ(PT-1/4")を付属
H本体重量 :約140Kg
I主要部材・購入品:シ−ルバ−*真鍮
本体フレ−ム*SS塗装但しシ−ルバ−関連品で錆によるトラブル
が本体機能に影響する部品にはSUSを使用。
ボルトナット類*原則としてSSメッキ品、強度補完の必要ある
箇所には焼き入れキャップボルト使用。
電気部品*オムロン・三菱・和泉・サト−を主体とする
エア−関連品*SMCを主体とする
J特記事項 ・脚部はアジャスタボルトによりレベル調整 #タキゲン
キャスタ−は付属しておりません。
・ヒ−タはワット密度と部品の互換性寿命の点からAC110Vを
4本使用しております。(常備在庫有り)
ヒ−タ−の交換は従来品に比べ易しくなっております。
・シ−ルバ−は作業者の安全対策上、シルバ−圧着確認ランプ点灯
迄フットペタルを押し続けて置くことを条件にしておりますので、
点灯前に足を離すと作業は中断されます。
・シ−ルバ−は作業終了後も相当に高温となっております。
温度下降を確認の上現場から離れて下さい。
・ シ−ルバ−の温度が高温の状態ではエア−源は切らないで下さい。
・ エア−源が設定圧力以下になると警報ランプが点灯警報ブザ−が
鳴って機械の動作は出来なくなります。
・安全対策上一度エア−圧力低下警報が働くとリセット釦を押すか電
源リセットを行わないと作業の継続は出来ません。
圧力の低下原因を確認の上、リセットして作業を継続して下さい。
・シ−ルバ−の温度が設定温度範囲以内に無い場合は、警報ランプ
が点滅しますが、調整やシ−ル状況の確認の作業を行う事は可能です。
・温度センサ−の断線の場合も警報ランプの点滅は有りますが、同様
に設定温度以内であれば作業に差し支えありません。
・シ−ルバ−は袋口元の位置確保のため、特段の保護装置やカバ−を
取付出来ません。作業に当たっては火傷などの事故の無いよう充分
に注意して作業下さい。
各 部 の 名 称 と 取 扱 に つ い て
*制御盤の名称と役割
@PL−W:電源表示パイロットランプ「白色」
制御ボックス内のメインブレ−カ−がONの状態で点灯します。
APL−R:運転表示パイロットランプ「赤色」#Y05
運転スイッチをONにした状態で点灯し、非常停止釦が押されると警報
ランプと交互に点滅します。
BPL−O:警報表示パイロットランプ「橙色」#Y06
機械が何らかの警報を作業者に伝える時に点灯します。主に下記の状態
で点灯もしくは点滅します。
・上側又は下側のシ−ルバ−温度が設定値に対して許容範囲外にある時。
自動温度調整器が設定温度に達すると自動的に消灯します。
・供給エア−圧力が下限設定値以下に成った時。
圧力が正常に戻ると消灯しますが、作業継続には後述のリセット釦を,
押す必要があります。
・非常停止釦が押された時
運転表示ランプと交互に点滅します。非常停止釦を右側に捻って解除す
ると消灯します。
CPL−B:シ−ル中表示パイロットランプ「緑色」#Y03A
作業者が、フットペタルを踏み、シ−ルバ−が下降し袋口をクランプし 、
更にシ−ルバ−の下限を確認後1秒以上経過後に点灯します。
このランプが点灯すれば作業者はフットペタルから足を離してもシ−ル
バ−の保持が出来ます。逆にこのランプが点灯しない前にフットペタル
から足を離すとシ−ルバ−は原点に戻ります。
シ−ル作業終了と同時に消灯します。
DPL−1:上側ヒ−タ−温度調整器ON表示ランプ「赤色」
上側のヒ−タ−スイッチをONにすると点灯します。
EPL−2:上側ヒ−タ−温度調整器ON表示ランプ「赤色」
下側のヒ−タ−スイッチをONにすると点灯します。
FTM−1:シ−ル時間設定タイマ−#Y03A,#X11
シ−ル時間を設定します。タイムアップするとブザ−が鳴ってシ−ル完
了を知らせ、シ−ルバ−が上昇します。
GTC−1:上側ヒ−タ−温度調整器 #X04
第一設定でシ−ル温度の設定を、第二設定で温度管理幅をを設定出来ま
す。この温度調整器は他にも数種類の設定が行えます。詳細は別紙の専
用説明書を参照下さい。
本機の基本設定は、PIDモ−ドを採用しています。
HTC−2:下側ヒ−タ−温度調整器 #X05
設定内容は上記のTC−1と同じです。
第一設定でシ−ル温度の設定を、第二設定で温度管理幅をを設定出来ま
す。この温度調整器は他にも数種類の設定が行えます。詳細は別紙の専
用説明書を参照下さい。
本機の基本設定は、PIDモ−ドを採用しています。
IW−SW:作業を開始する運転スイッチです。#X01
本機を使用するに当たってのメインスイッチです。全ての動作条件はこ
のスイッチにより管理されます。電源リセットや警報BZ、リセット釦
の役目も兼務しています。本機使用時には必ずONの状態として下さい。
JH1-SW:上側ヒ−タ−スイッチ #A−01
シ−ルバ−上側のヒ−タ−をONにします。
KH2-SW:下側ヒ−タ−スイッチ #A−02
シ−ルバ−下側のヒ−タ−をONにします。
LT−PB:リセットボタン #X02
シ−ル作業中にシ−ル作業を中断したい場合(例えば、Wピンチバック
のリップ折り返し部分のシ−ルのように、通常のシ−ル時間以下で作業
が終われる場合や過ってシ−ルラインの平行が出ていない時などに再度
シ−ル作業をやり直す場合などに非常停止釦を使用せずに原点復帰出来
ます)もちろんMに示すWピンチ設定スイッチの利用や、非常停止釦の
利用でも同じ事が行えます。
MT−SW:Wピンチ設定スイッチ #X06
Wピンチバックやリップ付の多層紙袋などの折り返し部分にホットメル
ト加工の施された袋部分のシ−ルには通常のシ−ル時間を必要としない
場合にその都度シ−ル時間タイマ−を設定し直す手間を軽減する為のス
イッチです。本シ−ルを行った直後にリップ部分を折り返してシ−ルす
る場合などに御利用下さい。
この圧着時間は、シ−ルタイマ−とは別にシ−ケンサ−に付属されたア
ナログボリウムの単独設定が行えます。
NBZ :警報ブザ− #Y06
各種の動作状況に応じてブザ−音で作業者に対して警報を発します。
・シ−ル作業の完了時:0.5秒間のブア−音の後にシ−ルバ−が開きます。
・非常停止釦が押された場合条件解除が行われるまで1秒間隔の連続警報
を発します。
・供給エア−圧力が設定下限圧力を下回った場合。
但しこの場合は、エア−圧力が戻った時点で警報音は停止しますが、安
全の為そのまま作業は継続出来ないようにプログラムされています。
エア−圧の下降原因を確認の上リセット釦を押してから作業を継続して
下さい。
*制御盤以外にセットされた制御部品
OE−PB:本機右側にセットされた非常停止釦は、何らかの異常時に押すことで全
ての条件を無視して原点復帰させる機能が在ります。#X10
PK−SW:圧着シリンダ−に取り付けられた近接スイッチでシ−ルバ−が指や異物
などを噛み込まずに障害無く圧着された事を確認する為のもので、この
スイッチがONにならない限りフットペタルを離せば何時でもシ−ルバ
−が原点復帰出来る条件になっています。 #X12
QF−PB:フットペタルスイッチ
シ−ル作業の開始を行います。但しシ−ルバ−が圧着し前述の圧着確認
近接スイッチがONとなり更に1秒以上踏んで置かないとシ−ルタイマ
−は動作しません。すなわち途中で足を外すと原点に戻ります。
*作業手順のまとめ
1:作業開始の約15〜20分前にヒ−タ−スイッチ#H1−SW及び#H2−SW をONにする。
2:エア−圧力の確認とシ−ルバ−開の確認を行う。
3:作業開始時に警報ランプの点滅が無く、且つ設定温度の表示が正しく出ている事
の確認を行う。
4:包材に合ったシ−ル時間設定とモ−ドスイッチの確認。
5:テスト材料のシ−ル状態とシ−ル強度の確認。
6:作業の開始。(前述の安全対策と注意を熟知してから作業を行う)
7:作業終了時には、先ずヒ−タ−スイッチを2個共OFFにする。
8:上下のヒ−タ−温度が常温まで下がるまで、エア−源を外さない。
9:シ−ルバ−に付着したポリカスや汚れは温度が60度前後の時に清掃する。
10:現場から離れる場合はシ−ルバ−の温度が充分に下がった事を確認する。
11:本機の回りには可燃物やその他作業の障害になる様な物を置かない。
* シーケンサーI/O割付表
| X00 | フットペタル | Y00 | |
| X01 | 作業開始用運転スイッチ | Y01 | |
| X02 | リセット釦 | Y02 | シールバー動作ソレノイド |
| X03 | Y03 |
シール中表示パイロットランプ | |
| X04 | シールバー上側温度異常 | Y04 | 運転表示パイロットランプ |
| X05 | シールバー下側温度異常 | Y05 | 警報表示パイロットランプ |
| X06 | Wピンチ上蓋シール設定 | Y06 | 警報ブザー |
| X07 | 予備(使用せず) | Y07 | |
| X10 | 非常停止釦 | Y10 | |
| X11 | シール時間設定タイマ出力 | ||
| X12 | シールバー下限検出 | ||
| X13 |